ついに行ってきました、雪キャンプ☆
待ちに待った雪キャンプ☆
雪がなかったら予定していたキャンプ場とは違う場所にしようかとか雪がメインのキャンプだけに雪の量を心配していましたが、、、そんな心配全く不要でした。
この日はテレビニュースでも注意が促されていたくらいの記録的な大雪。もう想像つきません。どんな雪なんだ、、、と不安が募るばかりですがとりあえず出発しました。


今回のキャンプ場は、大見いこいの広場です。
- 所在地:滋賀県長浜市木之本町大見678
- 利用料:6,500(休前日)5,400円(平日)
初のタイヤチェーン
高速道路をしばらく走っていると、チラチラ雪が降ってきました。外は畑がすっぽりと隠れる雪景色。いよいよ雪地域へ入ってきました。
高速道路ではチェーン規制はかかりませんでしたが、降りる直前の下り坂カーブは凍っていてハンドルがとられて怖かったです(運転はパパですが乗ってるだけで怖い)。下道はさすがにすごい雪なので高速出入り口のチェーン着脱場にてタイヤチェーンを装着しました。
パパ、初めてのタイヤチェーンです。
結構雪が降っている中での作業。これを見越してパパは蒸れなくてボアが入ったゴム手袋を買っていました。これが大正解。キャンプ場でも水しかでない炊事場で大活躍でした。
初めてだったけどスムーズに装着完了。私もタイヤチェーンの車に乗るのは初めてだったんですが、すごい揺れ。ガタガタ、ガタガタ、、、、
帰りは、高速道路入り口までのコンビニの駐車場でタイヤチェーンを外しました。パパ曰く、取り付けるより外す方がコツがいるようで時間もかかっていました。
キャンプ 初日
安全ノロノロ運転で、無事にキャンプ場に到着。
はい。気象予報通りです。想像を超えるすっごい雪でした!案内された場所は、え、え!え!!ここ?と思わず声がでました。そこにはただただ大人の背丈並の雪が積もっているだけの一面雪世界。
区画なんて見えません!
電源サイトだったんですが、電源も見えません!
雪の為にウッドデッキの上にテントを張るようなんですが、そんな低いウッドデッキなんてまーったく見えません!
そこがキャンプ場だと全くわかりませんでした。
こんな感じです。
これ、キャンプ場です。
え?ですよね。
受付の際、キャンプ場の方に無理そうなら早めに言ってきてください、和室に空きがあるので避難できます、と心配されたのですが、そう言われるくらいの積雪でした!キャンプ場の除雪車で車が通れる道と、シャベルの手作業でトイレ前炊事場前の通りだけ確保してくれましたが、あとは自力です。恐るべし雪キャンプ!そもそも雪キャンプってどれくらいの積雪までテントを張ることが可能なのか?どこで生命の危険だと判断し諦めるのか?ハテナだらけですが、まずはテント張るための場所を確保する為、雪かき作業スタートを始めました。
子供達も手伝ってスタートから2時間、ようやくテントが張れる広さまで確保できました。もうテントもタープもぎゅうぎゅうでしか張れませんがこれ以上の雪かきは体力的にも無理です。テントを張るための雪かきは、雪をどけるというよりも、踏み鳴らして固めていく方法を取りました。新雪なのでズボズボ雪に足を取られ、膝下まである長靴を履いていきましたが、大正解でした。
ようやくテントを張り終えると時刻は18時になっていたので夕食作り。温まれる鍋にしました。タープ内ではストーブをつけて、鍋の火もかけていたので、しばらくすると結露で天井から水滴がポタポタ。外気温との差が激しすぎたんですね、慌ててタオルでタープ内の水滴をとりました。
そしていよいよ外は真っ暗に。雪キャンプの夜は神秘的でとても素敵でした。
子供が丸めた雪を並べていました。
パパのお気に入り、ビンテージのコールマン200Aランタンで照らしてあげて。
お気に入りランタン Version2。
子供のお気に入り、雪印のさけるチーズを口にくわえて。
積雪が1m超えてるので側面を掘るとかまくらのできあがり。
二日目
朝です。
夜中、あられのような雪が降ってテント内ではすごい音がしていましたが、朝は吹雪いてはいませんでした。新雪がとっても綺麗でした。
が、一から雪かきやり直しです。テントも雪に埋もれていて、一度開けた出入り口のチャックが雪の重みで引っ張られて閉まりません。テントの上にも横にもたくさんの雪。もちろん車も埋もれています。
この時まだパパと子供達は中でぐーすか…
朝ごはんを食べ、今日も雪かきからのスタートです。これをしないとテントが片付けられない、車が出せない。基本雪かきしないと何も始めることができません!本当に豪雪地帯に住んでいる方は大変だと初めて実感しました。
ちなみに、車が通る道はキャンプ場の方が朝除雪してくれました。ただ、車の数メートル前までなので、その分とドアを開けるための雪かきが必要です。
雪遊び
テントを張るための雪かきだけで時間がとられ、大人はくたくたでしたが、子供達は他にお客さんもおらず、銀世界を独占。
新雪の中を海のように泳いだり、雪合戦したり、ソリ遊びしたり。
ザクザクザクザクザクザクザク・・・
よくズボッと落とし穴のようにはまります。
先日購入した例のモンベルウェア、雪が全く入らないようです。
買って良かったです。大正解☆
自然の滑り台で
ザザザー
人型をつけたり・・・
雪の上にいること自体が非日常なので、何をするのも楽しんでいました。
雪キャンプを終えて
今回はあまりにもの雪でキャンプ場全体が見えず、正直ここまでの雪だともうどこのキャンプ場でも同じだと思います。
大見いこいの広場のキャンプ場は、炊事場も綺麗にされていて広く使用しやすかったです。水道管自体が凍結するらしく、炊事場は夜中から明け方まで水が出ませんでした。もちろんお湯もなかったので、タイヤチェーン着脱時に使用したゴム手袋が大活躍でした。
初めての雪キャンプ、初めてなのに豪雪で生命の危険さえ感じることがあった大冒険でしたが、終わってみればとっても楽しかったです♪パパは雪キャンプはめげそうって言っていましたが、子供達も私も楽しめたので春までにもう一度行けたらいいなと思います。寒さ対策、雪対策、細かな反省点を次に活かします!
なぜか私だけ、雪かきで筋肉痛になってしまいましたー。

